4月16日(火)19時からの「この差って何ですか?」テレビにて、ひじき・わかめ・もずくの差や違いについて特集されます!
普段から食す機会も多い食材ですが、「これ!」と言った違いってあまり知らないですよね。
今回は、それぞれの海藻が持つ栄養や効能・美味しい食べ方をご紹介いたします!
ひじき・わかめ・もずく…それぞれの持つ栄養
それでは、それぞれの海藻が持つ栄養や効能とは何でしょう?
ひじき
ひじきはとても栄養価が高いことが知られています。
カルシウムが牛乳の12倍・食物繊維がごぼうの7倍・マグネシウムがアーモンドの2倍含まれています!
カルシウムは骨や歯の形成を促し、食物繊維は腸内環境を整えるのに役立ちます。
ひじきに含まれる食物繊維は水溶性食物繊維もありますが、不溶性食物繊維も多く、低カロリーですが満腹感を得られます。
マグネシウムは血液循環を正常に保つ働きがあり、豊富な鉄分は赤血球中のヘモグロビンの成分になって各細胞に酸素を運ぶ役割をします。
細胞に酸素が含まれることでエネルギーが産生され、皮膚を健やかに保つビタミンAも含まれているため、美容への意識が高い人にも嬉しい食品です!
わかめ
わかめには、余分な塩分を輩出して血圧の上昇を防ぐカリウムが豊富に含まれています。
血管が老けてしまうと固くなり、血栓ができやすくなります。
血栓が詰まると心筋梗塞や脳梗塞と言った深刻な病気につながる危険があります。
血管を若々しく保ち、老けさせないことが健康寿命に繋がるでしょう。
もずく
もずくは栄養と効能に優れ、ダイエットにも効果的です!
もずくに含まれているフコダインと豊富なミネラルには、肌の保湿力を高める働きがあり、肌のはり・ツヤをキープさせ、しわを抑える効果が期待できます!
もずくと言えば、「もずく酢」がメジャーですが、お酢と一緒に摂取することで美容効果も倍増します。
その理由は、お酢を摂取すると代謝が活発になり、脂肪や糖分が燃焼しやすくなりその二つを一緒に摂取することでダブル効果が得られるためです。
カロリーも低いので安心して食べられますね◎
フコダインはコレステロール値を下げる働きがありますので、糖尿病や高脂血症の方にも効果が期待できます。
高酸化力が強く、がん予防、胃潰瘍を発症させるピロリ菌を抑える働きやすでに出来てしまった胃潰瘍を修復する働きもあります。
食事の栄養バランスが崩れている方にとっては強い味方となり、一食に添えることで健康維持に一役買ってくれるでしょう。
おすすめ!レシピ!
それぞれの食材の、おすすめレシピをご紹介いたします。
ひじき編
・ひじきと大豆の煮もの
・卵焼きに入れる
・豆腐ハンバーグに入れる
ひじきは油でいためたり、揚げたりする料理と相性が良く、風味が良くなります。また、油を使って調理するとカルシウムを吸収しやすくなります。ビタミンDを含む卵やしいたけと一緒に組み合わせることで、健康な骨や歯の形成に役立ちます!
わかめ編
・わかめときゅうりの酢の物
・わかめのかきたま汁
・わかめご飯
オススメはわかめと酢の組み合わせ。血圧を上昇させるホルモンを抑える酢と、血圧を下げるカリウムの相乗効果が期待できます!
もずく編
・お吸い物
・雑炊
・もずく天ぷら
もずくには二日酔いや整腸・胃の健康維持、糖尿病や生活習慣病予防、むくみの解消、美肌や美髪など様々な効果が期待できます。
最近はアカモクも注目されている!
先ほど、もずくに含まれている”フコダイン”と呼ばれる成分を紹介しましたが、最近ではこのフコダインがもずく以上に含まれている!と
「アカモク」が注目されています!
アカモクとは10月~3月の冬から春にかけての時期に成長する海藻で、アカモクに含まれているフコキサンチンは内臓脂肪をエネルギーに変えて燃やす効果が期待できます◎
ある研究では・・・
体重90キロ以上の女性55人を対象に実験を行い、16日間アカモクを摂取し続けました。すると…
⇒・体重-7キロ
・内臓脂肪ー11キロ
も減少したそう!!
体重や内臓脂肪が気になる人にとっては、大注目の食材ですよね!!
近いうちに食卓に並ぶのが当たり前となる日も来そうです。
まとめ
今回は、3種類の海藻の違いや効能・栄養をお届けしました。
日本では100種類以上の海藻を食用としており、このように海藻が食文化として定着しているのは日本や韓国ぐらいだそうです。
日本が長寿国としてベスト3に君臨しているのは、海藻を食べる機会に恵まれているのも理由の1つなのかもしれませんね!
これからも積極的に海藻を食し、健康で健やかな生活を送っていきましょう!