今回は、旅先でのトラブルを防ぐための知恵をいくつか紹介いたします。
ただでさえ大人しいと思われている日本人…
しかも、女性トラベラーともなれば、海外で狙われやすいのは言うまでもありません。
トラブルに巻き込まれないためには、どんなことを心がければいいのでしょうか?
事前にトラブルを回避する術を知っておけば、100%トラブルを防ぐことはできなくても、ぐっと可能性を減らすことはできます。
自分の身を守れるのは、最終的に自分しか居ませんからね!
危険はすぐそこにある!
海外へ行って、日本と同じ感覚で過ごしていると、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。
実際に筆者も、イギリスへ行った際にバスに乗っていたら、とても気さくなおじさんに話しかけられて世間話をしていました。
話している時も悪い人には見えなかったので、その際ビール缶のようなアルコールを別れ際に渡され、「ありがとうございます。」と何気なく受け取ってしまいました。
しかし、若いイギリス人のお兄さんから「捨てたほうがいい。」と警告され、怖くなってすぐに捨てました。
あれが何を意味していたのかは未だに不明ですが…
治安がいいとされている国でも、どんな人がいて、何を考えているかは予想できません。
まずできることは、訪れる国の宗教やタブー、治安情勢、観光客が巻き込まれやすいトラブルを事前にしっかり知ることかと思います。
どんなことに気を付けたらいいだろう?
それでは、旅先で気を付けるべきことを具体的にあげていきます。
夕暮れ後には基本出歩かない
暗くなってからの一人歩き。
これは言うまでもなく、大変危険です。
特に土地勘もない、異国の地では何が起きるか分かりませんのでこれは徹底しましょう。
おいしい話には乗らない
海外では、様々な人に話しかけられると思います。
実際に筆者も、初めての海外旅行の際、スリランカで「安くスリランカの人気スポットを案内してあげるよ。」と言われトゥクトゥクに乗せられて、「なかなか着かないなぁ…」なんて友達と話していたら、宝石屋さんに連れていかれ「宝石を安くしてあげるよ。」と最初の話とは全く違う場所に連れていかれたことがあります。
幸い、必死に断り元の場所に返してくれましたが…
海外では、少しでも怪しいと思ったら疑ってかかる。
ぐらいの気持ちでいましょう。
服装は文化にあったものを心がける
例えばアラブ諸国では、髪の毛を露出しているだけで色目で見られることもあります。
自分の基準ではなく、その国の文化や地域に合わせて服装や行動の判断基準を持ちましょう。
訪れる国のことをしっかりリサーチする
海外に行く際は、訪れる国の宗教やタブー、治安情勢、観光客が巻き込まれやすいトラブルを事前にしっかり知っておきましょう。
外務省のホームページには、情報が沢山載っています。
例えば、選挙が近くなるとデモや暴動も起きやすくなりますし、「知って」おくことが身の危険を回避することにつながります。
お金をケチりすぎない
旅先では、ちょっとぼられてるなあ。
とか、そんな場面に出くわすこともあると思います。
他国からすれば、日本は経済的に豊かに見られている。ということを認め、
口論等への発展防止も含め、お金で安全を多少買うことも大事ととらえましょう。
トラブルを回避するためにできること
それでは、実際にトラブルを回避するためにできることは?
貴重品の入っているバッグは前にかける
自分の身体の前に貴重品をかけておけば、ひったくられたるする可能性はぐっと低くなるでしょう。
それでも、気は抜かないように。
お金は分散して持つ
お金は一か所にまとめるのではなく、分散して持っておきましょう。
万が一盗まれてしまっても、全財産がなくなるのを防ぐことができます。
あとは、お守り用として強盗にあった時に渡せるよう、少額入れたお財布を持っておくのも知恵です。
乗り物を見極める
地域によっては、タクシーやバス内での強盗が多発している場所もあるので、その土地の情報を事前に集めておいて、
できるだけ安全な乗り物を選びましょう。
南京錠で常にカギをかけておく
ダイヤル式の南京錠は、安全に旅をするための味方のひとつ。
本当に治安の悪い場所では、その鍵自体が壊されてバッグの中身を盗られることもあるそうです。
ですが、リスクをできるだけ減らすために、全ての持ち物に南京錠をかけましょう。
交渉力を身につける
例えばツアーなどを申し込むときに、事前に詳細まで詰めたり、自分の希望を伝えておけば「条件が違う」と気づけますし、相手側ともめなくて済みます。
何事もしっかり下調べをして、自分の意見を持っておくことは大切です。
実際にトラブルに巻きこまれた時の対処法
それでも、トラブルに巻き込まれてしまった時の対処法をあげていきます。
現地警察に届ける
現地で、トラブルに巻き込まれたらまずは現地警察に届け出を出しましょう。
例えば、盗難にあった場合はその証明書を発行してもらわないと、パスポートの再発行ができなかったり、保険が使えなかったりします。
英語が通じるか不安であれば、その地域の警察よりも、空港などに警察署があればそちらの警察官の方が、観光客の対応に慣れている可能性もあります。
保険会社に連絡
海外旅行に行く前には、ほとんどの方が海外旅行保険に加入すると思います。
盗難にあったり、思わぬ病気にかかってしまったら、まずはその保険会社の窓口に相談しましょう。
旅行に行く前にはしっかり、緊急連絡先の確認も行っておきましょうね。
まとめ
日本を飛び出して異国に行くということは、楽しみも増える分、それだけ沢山の人と出会い、トラブルに巻き込まれる可能性も増えるということです。
ですが、ちょっとしたことに気を付けたり、意識しておくことでトラブルを回避できる可能性もぐっと上がります。
ただでさえ不安のつきまとう海外ですが、せっかくの旅を楽しめるように、できることから心がけていきましょう!