今回は、友達同士の旅行にオススメの地として、カンボジアを紹介していきます。
皆さんはカンボジアと聞いて何を思い浮かべますか?
カンボジアは、東南アジアのインドシナ半島南部に位置しています。
首都はプノンペンで、公用語はクメール語です。
カンボジア内戦を経て、1993年に誕生。
また、あの有名な「アンコールワット」はカンボジア国旗の中央に描かれています。
カンボジアの魅力とは?
それでは、カンボジアの魅力を解説していきます!
アクセスが良く、時差も2時間
カンボジアへのアクセスは、直行便で6時間50分ほど。
午前中に日本を出発すれば、夕方には到着しています。
また、今年からあのアンコールワットで有名なシェムリアップへの直行便も就航します。
移動が半日で済んでしまうのは、例えばアメリカやヨーロッパへの移動と比べると、友達同士で行ける気軽さがありますよね。
見どころが満載である
カンボジアは世界遺産である「アンコールワット」はもちろんのこと、
数々の遺跡、古都シェムリアップや首都プノンペン、
そして悲しい歴史ですが、とても考えさせられる負の遺産「キリングフィールド」など、数々の観光名所が点在しています。
親日家が多い
カンボジアの紙幣500リエルの裏側には、日本のODA(政府開発援助)による無償の協力によって
メコン川にかけられた「きずな橋」「つばさ橋」と共に、日本の日の丸が描かれていることはご存知ですか?
日本は、カンボジアで暮らす人々にとって大変重宝している橋の建設や、
自衛隊の地雷撤去活動などによって、カンボジアの人々からはとても感謝されているそう。
この紙幣には、その感謝の気持ちが託されているのです。
ドル紙幣が使用でき、英語が通じる
カンボジアの通貨はリエルですが、旅行者はUSドルを使うことができます。
また、多少の英語は通じるため、簡単な英語とジェスチャーができれば
コミュニケーションに困ることはほとんどないでしょう。
4泊5日で周る観光スポット紹介
それでは、カンボジアの主要観光スポットを4日で周るコースをご紹介!
1日目~アンコールワットを巡る~
アンコールワットは、カンボジアのシェムリアップにある「アンコール遺跡」のうちの一つで、クメール様式の寺院です。
アンコール遺跡とは、クメール王朝時代に築かれた寺院や建築物を指します。
1992年にユネスコの世界遺産に登録され、見る時間帯によって違った表情を見せてくれます。
敷地内はとても広く、大体3日ほどかけなければ全て周るのは厳しいです。
ですので余裕を持って旅程を組みましょう。
また、特に3月~5月は気温も高くなるため、水分補給を忘れずに。
ベストシーズンは、11月~2月です。
2日目~ベンメリア遺跡巡り~
この遺跡はシェムリアップ郊外に位置する仏教寺院です。
アンコールワット遺跡群の一つで、アンコールワットを造った、スリヤヴァルマン2世という国王により造られました。
見どころは遺跡のほとんどが崩壊し、廃墟となった遺跡と自然の緑と空の青が織りなす神秘的な雰囲気。
「天空の城ラピュタ」のモデルとなった遺跡でもあります。
3日目~キリングフィールドを訪れる~
1975年、ポルポト政権にプノンペン市内は制圧され、人々は街から追い出されました。
家族はバラバラになり、農場へ連れていかれ、強制労働を強いられました。
そして、次々に大量虐殺が始まったのです。
なぜこの虐殺が起こったかと言うと、当時カンボジアを支配していたポルポトが、自らの政治体制の矛盾を
インテリ階級(医者や先生など)に見抜かれることを恐れ、弾圧を抑制するために始まったとされています。
人々の頭蓋骨が並び、キリングトゥリーと呼ばれ赤ちゃんが頭を木に打ちつけられ殺された木や、
目を覆いたくなる現実が突き付けられますが、とても考えさせられる場所です。
4日目~トンレサップ湖の水上生活見学ツアーへ参加~
この湖は東南アジア最大の湖です。
豊かな水と漁村で人々の生活を支えており、「カンボジアの心臓」とも呼ばれます。
水上生活者も世界最大規模と言われ、約100万人がそこで暮らしています。
ボートでその水上生活を垣間見ることができるツアーもあり、
自然と共存しながら生きる人々の姿を見ることができるのは、新鮮でとても貴重な経験となるでしょう。
費用
気になる費用をまとめていきます。
ここでは、4泊5日とします。
往復航空券:4万~6万(平均値で算出しています)
※ここでは5万と仮定します。
ホテル:約3600円(この値段でカンボジアでは中級ホテルです)×4日
食事代:約600円×3回×5日(カンボジアは食費が日本に比べかなり安いです)
交通費:約3000円(1日)×5日
他に、お小遣い代+お土産代(ここは人によりけり)
※ここでは5万と仮定します。
合計約138400円
つまり、約14万円あれば、平均的な旅行が実現可能ということになります。
私がカンボジアへ行って感じたこと
カンボジアの人々は、噂の通り親日家の優しい人が本当に多かったです。
都市部の発展途上中の生き生きしたエネルギーと、田舎での昔ながらの暮らしの違いが垣間見れたり、日本にはない空気を味わうことが出来ます。
最も有名な観光スポット、アンコールワットは時間帯によって見せてくれる表情の違いが楽しめ、それぞれの遺跡も古代のロマンが詰まっています。
また、キリングフィールドなど悲しい過去がある場所を訪れることで、過去に起きた悲しい歴史に触れることで、今平和な時代に生きることの幸せを心底感じたり、トンレサップ湖での水上生活は多様な生活様式があるんだと学ぶことが多いです。
見聞を広められる場所が多く、アクセスも良くて物価も安く、日本人には足を延ばし安い国の一つカンボジア。
友達同士で訪れるには、条件の揃った国の一つだと思います。
まとめ
いかがでしたか?
今では発展途上国のカンボジアですが、約30年前まではとても悲しい悲劇にさらせれていたとは想像もつきません。
歴史を感じることができ、かつ、間近で街が発展していくエネルギーに溢れているカンボジア。
一度訪れる価値は、大いに有りです!!