今回、過去最大と言われている台風19号が日本列島に上陸していますね。
そこで今回は、避難の際にすべき事や持ち物リストについてまとめていきます。
具体的に何をして、持ち物は何を準備すればいいのでしょうか?
この記事が、少しでも皆様の参考になれば幸いです…!
避難の際のすべき事や持ち物リスト!
自然災害時や緊急の際には、まず何をすればいいのでしょうか?
すべき事
・市のホームページやFacebookを使って最新の状況を把握する
・防災行政無線や広報車の情報を確認する
・防災情報メールに登録しておく
・いざという時の避難ルートや連絡方法を家族で確認しておく
・最寄りの指定避難場所の確認
・持ち物を最小限にまとめておく
・ひとりで絶対に行動しない
・落下物に注意し、ヘルメットで頭を守る
・服装は身軽に、靴は履きなれたものを
・危険な場所には近づかない
・家を空けるときは、事前に戸締りや火の元を確かめておく
・災害用伝言ダイヤル(171)に電話をかけると伝言を録音でき、自分の携帯番号を知っている家族などが、伝言を再生できる
・災害用伝言版に携帯やPHSからインターネットを使用して文字情報を登録し、自分の携帯番号を知っている家族などが、情報を閲覧できる
(水害避難時)
・動きやすい恰好をする
・靴は必ず履く(水が入って重くなるため長靴は厳禁)
・持ち物はリュックを(両手を自由にしておく)
・長い棒を持って避難時、足元の頼りにする
・高い場所に避難する
持ち物
具体的に必要な、持ち物リストです。
非常食や飲料水
・ご飯(アルファ米・おかゆなど)
・味噌汁(インスタント)
・かんづめ
・ビスケット
・インスタントラーメン
・あめ
・板チョコ
・乾パン
・粉ミルク
・飲料水(1人1日3リットルが目安、少なくとも3日分は必要)
・給水用ポリタンク(生活用水用)
衣類
・下着
・靴下
・衣類
・タオル
・ハンカチ
・手袋
・レインコート
安全帽・薬
・ヘルメット
・薬(常備薬)
・バンソウコウ
・包帯
・ガーゼ
・消毒液
・傷薬
・湿布
・ピンセット
日常品
・ラジオ
・懐中電灯
・電池
・マッチ・ライター
・ローソク・ロープ
・筆記用具とメモ紙
・油性ペン
・ナイフ
・割りばし
・紙皿
・紙コップ
・トイレットペーパー
・ちりがみ
・ウェットティッシュ
・簡易トイレ
・せっけん
・マスク
・カセットコンロ
・カセットボンベ
・ビニール袋
・毛布
・安全ピン
・携帯用カイロ
・ほうきとちりとり
・生理用品(女性)
・くし、ブラシ、鏡(女性)
・髪の毛をくくるゴム(女性)
・防犯ブザー(女性)
・紙おむつ(高齢者)
・介護用品(高齢者)
・補聴器(高齢者)
・入れ歯(高齢者)
・粉ミルク(乳幼児)
・清浄綿(乳幼児)
・紙おむつ(乳幼児)
その他
・現金
・預金通帳・ハンコ
貴重品はどうする?
次に貴重品は具体的に何を持っていき、どう管理すれば良いのでしょうか?
被災地では地域の警察力・防犯能力が低下しており、空き巣被害が増加する傾向があります。
また、住宅の破損や無施錠での避難により、容易に侵入できるという点から被害が増える傾向があります。
いざとなるとパニックになり、冷静な判断ができにくくなるため、日ごろから準備しておくと良いでしょう。
そして、家を空けているときにはどのようなことに注意したらよいのか、解説していきます。
貴重品類
最低限の貴重品・持ち物リストです。
・現金
・通帳と印鑑
・免許証、保険証
・パスポート
・契約書
・金属類(指輪や時計など)
・再生産ができない思い出の品
家を空けるときに注意すべきこと
それでは家を空けるときに、注意すべきこととは?
・避難時に、窓やドアなどの戸締りを確実に行う
・外から見えるところに、貴重品を出しっぱなしにしておかない
・雨戸やシャッターも確実に閉める
防犯の基本は戸締りです。
空き巣被害において最も多い侵入ルートは「窓やドアの🔓のかけ忘れ」だそうです。
もちろん、自分の命を守るのが最優先なので、戸締りなどに時間がかかり避難が遅れ、災害に巻き込まれるというのは本末転倒ですから、余裕がない場合は避難行動を最優先してください。
しかし、災害に備えた事前避難など避難とタイミングを自分で決められる場合は、早めに行動を開始して戸締りも厳重にすることが重要です。
予め準備しておけること
次に、予め準備しておけることをまとめます。
・非常持ち出し袋はパンパンにせず、「貴重品を入れるスペース」を確保しておく
・貴重品を入れる袋・ポーチを用意しておく
・避難時に持ち出す貴重品・荷物を事前に定めておく
無事、貴重品を持ち出せたとしても、次に気を付けらければいけないのは避難所・避難先での盗難です。
・目につくところに貴重品を置かない
・貴重品は肌身離さず身につける
・身の回りの品の取り扱いにも注意(マジックペンで自分の持ち物に印をしておくなど)
悲しい現実ですが、自分の身を守るのは自分しか居ませんから、これらの事項は最低限心がけましょう。
避難の際のすべき事や持ち物リスト!貴重品はどうする?まとめ
今回の記事が皆さんの避難準備の際に、少しでも役立てれば幸いです。
緊急時にはどうしても冷静な判断ができにくくなりますから、普段から家族で話し合い、いざという時になるべくスムーズな避難ができるといいですね。
被害が、最小限で済むことを心より願います。